こうみえても、乙女座です。僕です、ぎりぎりおにぎりです!
突然ですが、皆さんは、気が狂うほどの恋をしたことがありますか?

 学生時代にしたドキドキな恋愛も初々しくて、とってもいいのですが、
僕がホントの意味で、これが恋なのかと味を知ったエピソードを記したいと思います。
僕がいかにモテなかったかが分かると思います。

2013年11月 二人は出逢った

 20歳になると、合法的にお酒が飲め、街コンにも参加できるようになるので、割とこの頃から、お酒を飲む機会が自然と増えた。

合コンへのお誘いを受ける

 とある日、先輩に合コン来ないか?とお誘いを受けた。喜んで参加させてもらった。5対5の合コンだった、幹事の女性1人とそれらの友達で構成されているようだった。こちらは、会社のメンバー4人と先輩幹事の友人1人といった組み合わせ。ちなみにこの先輩幹事の友人は、後にとても仲が良くなる。僕の同期は、この方の紹介で結婚するまでに至る。この時は、初対面であったため、合コンの前に、男子だけでボウリングを挙行し、チームの輪を広げていた。

いざ、試合開始のゴングがなる!

ボウリングで一汗かいて、難波で乾杯した。10人も集まったこの呑み会。テーブルが2つの個室だった。必然と、男性3人女性2人 女性3人男性2人という組合せができる。男性陣は、幹事とその友人、最年長リーダー31歳で組み、僕は、「見た目は真面目中身チャラい同期」の青学出身(見た目は子ども頭脳は大人というキャッチコピーそっくりなので、以下コナンくんと呼ぶ)とペアを組むことに。
女性陣はというと、23歳の女性2人組幹事を組み、28歳の女性2人組と、幹事という組み合わせだった。これが今思えば当たりの合コンであったのではないかと記憶している。女性の内、S級が2人、A級が1人だった。(女性幹事のルックスは褒めれたものではないけど、このメンバーを招集した女性幹事をのちに崇める。)

女性メンバー
1.幹事 C級 (デブで顔のバランスもあまりよろしくない、明るさだけが持ち前)
2.成瀬心美似 美人23歳 S級
3.グラビアアイドルを彷彿させるほどのクビレちゃん23歳 S級
2.3は友達同士
4.看護師 A子28歳 A級(のちに、僕が恋に落ちる人)
5.人見知りちゃん28歳 B級
 4.5は友達同士

こちらのメンバーというと、客観的に見ても、全員B級グルメぞろいといったところ。決してイケメンではないんけど、食べたら美味しいといった内容だ。

男性メンバーはというと、
1.幹事 (基本的に女であれば、だれでもいい)
2.会社の先輩(最年長リーダー)
3.コナンくん(青山学院大学出身 同期入社)
4.初めてお会いする幹事の友人
5.ぼく(冴えない最年少)

さて、さっそく席に着くか。おや。

ここで事件が起きる・・・。

先輩幹事が暴挙に出る。S級2人が属する、23歳女性二人組+女性幹事のテーブルへ
明らかに先輩幹事の見る目が違う。若くて可愛いだけでこんなに目がギラギラしている。仕事のときに見たことがない、あざやかなフットワークで3人組のテーブルへ着席。僕ら下っ端のことなどお構いなし。先ほどまでのボウリングでのチームワークは何だったのだ。ストライクやスペアを取れば、最高の笑顔を添えて、ハイタッチしてくれたではないか。仕方ないので、28歳の女性2人組に着席。

僕は合コンには、あまり慣れていないし、コナンくんも同期と言いながら、青山学院卒で26歳といった経歴の持ち主。女性の扱いにも長けている。という訳で会話のリードは、必然のごとくコナンくんがしてくれた。女性も28歳になると、自己紹介なんかもお手の物で、大人の余裕なのか、僕の話すことにちゃんと耳を傾けてくれる。女性の内、A子がよくお話するタイプでその友人は人見知りとあってあまり話さない女性。A子が僕にも話題を振ってくれる。とても楽しかった。

女性幹事が動く・・・。

だいぶ終わり頃に、女性幹事が気を利かして、座席の交代を提案。
おそらく、先輩幹事は、座席交代を提案する予定はなかったんじゃないかと疑っていた。僕らは僕らでしっかり盛り上がっていたので、心惜しいかったのだけど、向こう側のテーブルには、心美とクビレちゃん。行くしかない!!

 女性は年上の人に憧れを抱いているという神話を信じていた僕は、こんなかわいい子が、年下の僕なんか相手にしてもらえないんじゃないかと、さきほどのテーブルより萎縮してしまっていた。けど女性陣も先ほどの歳が離れたすぎた人たちから解放されたのか、よく話してくれた。
でもなぜだろう。何故か先ほどのテーブルほど、盛り上がらない。

すると、向こうのテーブルからA子が、「ぎりぎりおにぎり踊ってよ!」と叫びだした。
何を言い出したかと思うと、ぼくはボウリングでストライクを取ったら、とてもキレのいい小刻みなダンスをする習慣の持ち主なので(ただの調子乗りです。)その話題で向こうのテーブルは盛り上がっていたので。酔っていたのだけど、理性はあったので、踊りはしませんでした。
宴もたけなわということでタイムアップ。二次会には行かず、女性陣と解散することになった。

さぁ、反省会?

反省会という名の呑み会の感想。やはりS級2人を誰が狙うかという話題で持ち切りだ。
ぎりぎりおにぎりはどうする?という内容に。

『僕は心美もクビレちゃんも可愛いかったけど、フィーリング的には、A子ですかね。』

「俺もめっちゃA子と盛り上がったけどな~」と先輩幹事の友人。
これは、牽制球なのか。お前は手を出すなと。僕は、角が立つことをしたくはないと、謎の協調性を持っていた僕は、今後もまた先輩幹事の友人に会うことがあるかもしれないので、この合コンでは、誰とも連絡を取らずにいた。合コンにはこんなかわいい子がたくさんいるなら、いつか出逢えると余裕をぶっこいていた。実際問題逢えたら苦労はしないのだけれども。弱冠20歳の僕は、

年下メンズは相手をしてもらえないという無駄な神話を信じていた為、戦う前から諦めていた。

(実際街コンでも、連絡がかえってこないとかザラだったのだ。)

時は来た

それから1週間もしない内の晩、A子からLINEが来た。今からドライブしない?とお誘いが。
僕はうれしくて、仲間内で飲んでいたのだけれど、脱出し、地元の最寄り駅まで迎えに来てくれるA子の車を待つことに。女性の運転する車でドライブなんて、なんて贅沢なんだと。

和泉市で有名な、甘甘堂へ彼女の車で向かう。

近くのコンビニに駐車して、二人で話ながら、パフェを食べた。やはり会話が上手で居心地がいいA子。僕は夢中になってお話をする。あっという間にパフェを食べて、どこへ行くという話に。山道を走ろうかということになり、彼女が運転する。車内は、宇多田ヒカルが流れていて、ほんとに心地よかった。適当なところに車を停めて、話をする。彼女も元カレの話し。先日の合コンからの話し。(結局、先輩幹事の友人とは何もなかったらしい。というよりそんなに盛り上がってないとA子は言っていた。)車内ではとてもいい雰囲気だった。キスをするなら今しかないと思った。彼女が手が冷えるというので、手に取り

「僕の手は暖かいよ。」と握りしめる。

『足も冷えるなぁ〜』と甘えてくるので、なぞるように指を足の方へ持っていく。とてもきれいな肌だった。これで28歳なのか。。。。
ん?自分とは8歳も上なのか。僕が60歳で定年退職のとき、A子は68歳にもなっている。


この時、僕の心は揺れていた。28歳の彼女と付き合ったら、すぐに結婚だ。。。でも大好きになっている。インスピレーションがこんなに訴えかけている。心臓の鼓動が早くなる。
こんなに居心地がいい彼女を年齢のためだけに諦めるのか。

僕が出した答えは。。。。

何もしなかった。いや、できなかった。

かくして、22時前から始まった、このデートは夜中の2時頃まで続いたのに。何をすればわからず、キスもしなかった。いや、できなかった。デートを終える頃にはもうこんなに好きになると思っていなかった。
帰り際にガソリン代2,000円を払おうとしたら、

『要らない。ここでもらったら、次逢ってくれないでしょ?』

なんてイイ女性だ。その日朝方まで眠れなかった。風俗では体験できない、女性を少しでも知れた気がして、眠れなかった。ずっとドキドキしていた。頭はA子でいっぱいだ。

次はいつ会えるのかな~。。。

僕に、次は来なかった

今となっては、こんな不甲斐ないデートをしていれば、次なんてが来るはずがないのだ。

突如、A子は名古屋に転勤した。1年もすれば戻るということ。名古屋に行くと伝えると、結局会えずじまいだった。

1年が経ち、思い切って連絡を取る。

僕は21歳になった。まだ大好きだった。大好きと伝えることもなく、もう二度と逢えなくなるのがいやだからだ。自分が初めてアクションをしたときだ。彼女に生の声で顔を見て、きれいで長い黒髪を揺らしながら、いい匂いをさせる君に大好きと伝えたくて。彼女に連絡をとってみる。

A子は、結婚していた。お見合いでとんとん拍子に結婚までしたそうなのだ。
おめでとう幸せになってね。と伝え、僕の中で終わった。無残にも散っていった。
A子が名古屋にいる間、彼女を作ったが、結局A子が欲しいとぼくの中で割り切れず、別れた。

僕はこの失恋以降、自分のものさしで価値を決めないことを決意。自分の本能を、自分の声をもっと大事にしようと誓った。年下男子は相手にされないというくだらない神話もごみ箱に捨てた。それも自分で決めた価値観だ。相手にしてもらえるか、されないかは、相手が決めることでであり、また年齢だけで決まるものではない。
好きなタイプは年上でと言われたら、見た目は若いけど、心の持ち方は、年齢以上のモノを持っていると自負。
なら僕とデートして試してみる?というようにしている。

直感は大事だ。自分を大事にしよう。デブとかブスとか、誰かが決めた価値観で自分を諦めないようにしたい

そんな人生でありたい
かくしてぼくは、モテたいと思うようになっていくのであった。





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