いしいしんじ著 トリツカレ男を読みふけってしまった

実は、この本、かねがねお世話になっているティンダーというマッチングアプリで知り合った人からオススメしていただいた本である。

【恋愛テク】Tinderの記事はこちら⇒恋バナするのに最適!?Tinderのススメ

人との出会いに限らず、こうやって良書と巡り会えた僕は、とても運がいい!
Tinder万歳である。

トリツカレ男というタイトルからは想像もできないくらい、
とってもいいお話だった。

トリツカレ男のあらすじ

ジュゼッペのあだ名は「トリツカレ男」。何かに夢中になると、寝ても覚めてもそればかり。オペラ、三段跳び、サングラス集め、潮干狩り、刺繍、ハツカネズミetc.そんな彼が、寒い国からやってきた風船売りに恋をした。無口な少女の名は「ペチカ」。悲しみに凍りついた彼女の心を、ジュゼッペは、もてる技のすべてを使ってあたためようとするのだが…。まぶしくピュアなラブストーリー。

内容紹介「book」データベースより

トリツカレ男 読書後の感想

ぎりぎり<br>おにぎり
ぎりぎり
おにぎり

なんてHAPPYなんだ!!

とても良かったです!
気持ちがほっこりしました。
ペチカが気付いていくその瞬間までめくるページが止まりませんでしたね。
重い喘息の病気患っている母親がオペラやサングラスをかけている。
アイスホッケー選手の動き方が、先生の教えそのもの。
ペチカが抱える心の闇とは。心の底から笑う君をみたい。

ジュゼッペがペチカのことを
本気で好きだからこそなせる業。

ペチカの幸せが、ぼくの幸せなんだ。
どうしようもない。僕はトリツカレ男なのだから。

あぁ~バッドエンドじゃなくて良かった!!
ったくこれだから愛ってやつは!(笑)

この冬読みたい、とってもほっこりする話しでした
読み終えたあと、感無量といった気持ちになりました。

自分は普段、湊かなえさんの「告白」とか通称「イヤミス」といった人間の心情に迫った、心が重くなる作品が大好物なんのですが、
この本は、イヤミスにとは真逆を行くぐらい、まっすぐなピュアなラブストーリーでした。
とても心地よかったです。

最後の一文。
あの湯気ほどのごちそうはほかに、ないね

幸せってこういうことなんですよね!

好きな人がいるだけとっても幸せ。
そっと抱きしめ、プッと屁をコケることが
どれだけ幸せなことか。

「当たり前にやってくる毎日」は、
誰かにしてみれば、「絶対に生き抜きたかった今日」なのかもしれない。

明日が来ないと思うと、誰かを批判したり、不平不満なんて口にしてる時間なんてないですよね。
これが最後と思えば、やっぱり笑顔で話したいし、お互いに楽しい時間を過ごせるように一所懸命になるよね?
それが自分の喜びにもつながるのだから・・・。 

 

読書や恋愛系が苦手な人こそ読んで欲しい理由

おすすめする理由は以下のとおりです。

  • ファンタジーと割り切れる
  • ページ数が160ページと少ない。(1時間ちょっとで読めてしまう)
  • イメージしやすい

ぼく実は、とても嫌いなんです。

恋愛系で、最後幸せになって終わるハッピーエンドな話し(笑)

それホンマかよ!みたいな・・・。
ハイ、そうなんです。ええー。そうなんです

わたし、ひねくれてるんです!

ねじれきれるくらいひねくれてます(笑)

しかも、しゃべるねずみも出てくる・・・。
童話ときました。

ファンタジー要素多めなんちゃう?
ピュアなラブストーリー?

そんなもん。現実にはあらへんよ!

白馬の王子様や、聞いたことない国のナイト様なんて現れたことないもん!

いっつも応援しているジャニーズも結局可愛いアイドルとスキャンダルじゃないですか。

あなたに尽くした時間なんて嘲笑うかのように、
気まぐれで消えていくでしょう。。。

と僕は思っているので、ピュアなラブストーリーは、苦手。
というか、ここまできたら

人間不信(笑)

大事なことなんで言いますが、
そんな僕が断言できるぐらい

ぎりぎり<br>おにぎり
ぎりぎり
おにぎり

この本、おもしろかった!!

のである。

まず、そもそもSFやファンタジー、童話なんで、
ピュアなラブストーリー?キモっ!っていう

気持ちは、割り切れるのである。

どうせ、架空の物語っしょ。

って気楽に読めるのです。

気楽に読める秘訣も、

ページ数が少ない!(P160)

一時間少し程度で読めてしまいます。
終わらないで~って
なんとももったいない気がしながら読み進めました!

誰しも苦しくなるぐらい誰かを好きになってしまうことがあったかと。

淡い僕の初恋記事は⇒こちら

恋愛というのは、自分で気づかぬままに体験しているんですよね~。

わたしの入れ歯どこいった?
っておばあちゃん、今入れてたやん!
ぐらい気付かないんですよね(笑)

人を好きになるという行為は、とても自然なこと。

トリツカレ男のジュゼッペも極々自然にペチカに惹かれていった。
誰もが経験したことがあるからこそ、共感できる。イメージしやすいです

読む人によって、感じる尺度が変わる良作だ。

恋愛の回数や、人を好きになる頻度、付合う基準ってそれぞれ、個性や違いがありますよね?
なので、自分が歳いっても楽しく読めるし、若いときでも楽しく読めるかと。
それぞれの年代で感じる部分価値観なるものは、絶対変わっていると思います。

10代でこの本と出逢っていたら、
やっぱ恋愛はこうだよね!って思っていたはず。
いまでは、ひねくれすぎて困っているのですが(笑)

という訳で、どの世代にも分け隔てなく読めてしまうこの「トリツカレ男」は良作なんだよな~

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